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ヘーネス脱税騒動の影響
バイエルンのウリ・ヘーネス会長が脱税騒動の渦中にいる。



これは、ヘーネスが3月に家宅捜索を受け、500万ユーロ(約6億円)の保釈金を払い逮捕状が取り下げられたとされる事件だ。スポーツ紙のみならず一般紙でも連日報道され、サッカーファンだけでなくドイツ国民が現在最も関心を抱いているニュースの一つとなっている。



世論調査機関『YouGov』によれば、ドイツ国民の63%がヘーネス会長の辞任を望んでいる。一方、「辞任を望まない」とした回答者はわずか27%にとどまった。



また別の調査機関『infratest dimap』社がおこなった調査では、約半数にあたる52%が「ヘーネスのやったことは刑事罰に値する」としているが、「もしヘーネスが全てを明らかにするのならば恩赦を与えてもいいか?」という質問には、65%と半数以上が「はい」と回答した。

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【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

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