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ショッキングなCL敗退ですでにストーブリーグ突入の二強
「エル・クラシコのファイナル」を確信していたスペイン国内だったが、周知の通りチャンピオンズリーグ準決勝でのレアル・マドリードとバルセロナはドルトムントとバイエルンのドイツ勢に敗れ、特にバルサは2戦合計で0−7と完膚なきまでに叩きのめされた。今季のバルサはリーガ優勝確実で、レアル・マドリードも国王杯決勝(対アトレティコ・マドリード)が残っているため、「無冠」、「失態」のシーズンとはならないが、国内ではCLでの余りにショッキングな敗退劇の反動から、「シーズン終了」と言わんばかりに早くも来季に向けたストーブリーグが過熱している。



CL準決勝後の記者会見で退任を匂わせたレアル・マドリードのモウリーニョ監督は、3日に珍しく記者会見に姿を見せ「このクラブを去るかどうかの決断はまだしていない」と発言した。しかし、それは溜め込んでいた鬱憤を全て晴らすかのようなぶっちゃけた会見となり、逆に今季限りでの退任と来季のチェルシー行きが決定していることを示唆した。特に......



【プロフィール】
小澤一郎(おざわ・いちろう)
サッカージャーナリスト(Periodista)。スペイン在住歴5年。主にスポナビ、クリニック、サッカー批評などで執筆中。著書に『スペインサッカーの神髄』(サッカー小僧新書)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)。メルマガ「小澤一郎の『メルマガでしか書けないサッカーの話』」も好評配信中。

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