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政府からスペイン代表に“トリプレテ”へのプレッシャー
ユーロ2008を制し、2010年南アフリカ・ワールドカップを制したスペイン代表。そんなイケル・カシージャスをキャプテンとするチームに対して、今までどの代表もなし遂げたことがない“トリプレテ(※3大会連続制覇の意)”の偉業を期待する声は大きい。それはスペイン国民だけではない。意外なところからも公式にユーロ連覇に期待する声が聞こえてきた。それはなんと、スペイン政府だ。

スペインのマリアノ・ラホイ首相は、6月1日にスペインサッカー協会施設のラス・ロサスを訪れ、大会に向けてトレーニングする代表チームを激励した。レアル・マドリー好きを公言する首相はビセンテ・デル・ボスケ監督に大勢のプレスの前でエールを送っている。

「(今回のユーロで優勝すれば)君たちの個人的な称賛でもありますが、それが多くの人々を幸せにすることを覚えていてください。私たちは偉大なチームを持っていますし、君たちは偉大なチームです。今、難しい時期を過ごすスペイン国民には、君た......



【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める

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