2012−2013シーズンを締めくくるドイツ杯決勝で惜しくも涙を飲んだシュトゥットガルト。
大衆紙『ビルト』によれば、来るシーズンに向けブルーノ・ラバディア監督はこれまで慣れ親しんだ4-2-3-1からツートップへのフォーメーション変更を画策し、FWヴェダード・イビセビッチのパートナーには、シュトゥットガルトへの加入が目前と噂されている、ハノーファーのFWモア・アブデラウが選ばれる見込み。
既にドルトムントから若き天才肌MFモーリッツ・ライトナーをレンタルで獲得することが決まっており、更にはレヴァークーゼンから元U-21ドイツ代表のダニエル・シュワーブ、ハノーファーからコンスタインティン・ラウシュの両サイドバックプレーヤーの完全移籍も決まっている。
シュトゥットガルトが位置するシュヴァーベン地方は、質実剛健で知られるドイツの中でも特に財布の紐が固い......
【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。