レアル・マドリッドの新監督にカルロ・アンチェロッティの就任が発表され、6月26日に入団会見が行われた。フロレンティーノ・ペレス会長は「彼の夢が叶ったように、私の夢も叶った」と言い、目的どおりの新監督を手にした喜びを語る。アンチェロッティも入団会見で意気込みと自分のチームのプランを明かした。
アンチェロッティのプランで最も地元メディアの注目を集めたがのが「ジダンはベンチに座る」ということだ。アンチェロッティの右腕としてジダンは第2監督としてベンチに座る。アンチェロッティは「問題はジダンがベンチにいて、ピッチではプレーできないことだ」と冗談を交えて語った。
アンチェロッティはマドリッドに到着すると空港からトレーニング施設のバルデベバスに直行し、新たな自分のオフィスをその目で確かめた。バイエルン・ミュンヘンの新監督となったグアルディオラも入団会見の日にトレーニングセンターの芝生を自らの足と目で丹念に調べたと報じられたが、アンチェロッティもまず気にしたのは......
【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める