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王者の遺伝子を注入したシャルケ
「K?igsblau(=王者の青)」の愛称を持つシャルケ。



しかし現実は厳しく、ブンデスリーガが創設されて以降の過去50年で、その呼び名にある「(リーグの)王者」になったことはまだ1度もない。



長丁場のリーグ戦では、多かれ少なかれ調子の波はやってくるもの。チームが下降線を辿りつつある時に、いかにして立て直すかが優勝への鍵だ。これにはベテラン選手の存在、監督の手腕、首脳陣の効果的な補強なども必要となってくるが、クラブに脈々と受け継がれる「優勝の経験」も大きな要因となるだろう。



そしてクラブ首脳は今夏、「王者の味」を知る重要な人物を2人招き入れた。この補強は確実にポジティブな影響をもたらすと見られている。



1人目は最大のライバルチーム、ボルシア・ドルトムントから移籍してきたフェリペ・サンタナだ。
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【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

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