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問題児スアレス、移籍に向けて「ウォーク・アローン」
今夏の移籍市場で地元メディアを賑わせているプレミアリーグのビッグスター3選手が、それぞれのクラブの開幕に向けた調整に悪影響を及ぼしている。当事者はリヴァプールのウルグアイ代表FWルイス・スアレス、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニー、そしてトッテナムのウェールズ代表MFガレス・ベイルだ。



特にスアレスはビッグクラブへの移籍を実現させるため、自らメディアに対してチャンピオンズリーグ出場権を持つクラブへの移籍願望を語り、クラブの夕食会にただひとり欠席し、さらにはブレンダン・ロジャーズ監督を「嘘つき」呼ばわりするなど、同監督から「彼はクラブを舐め腐っている」と、個人練習を命じられたばかり。後に監督は、「彼は同僚とクラブに謝る必要がある。それでやる気を見せ、準備が整えば元通りの選手となるだろう」と語ったが、スアレスに謝罪する意思はないようで、母国の新聞に「リヴァプールに残留する」と語ったとの報道も、即座に否定している......



【プロフィール】
藤井重隆(ふじい・しげたか)
都立駒場高校出身。大学在学時よりスポニチ通信員として稲本潤一選手の取材を中心に記者活動を開始。2006年に ロンドン大学メディア学部を卒業し、日刊スポーツ、時事通信を経てスポーツ・ジャーナリストとして欧州サッカー界に精通。在英10年では、イングランド7部でのプレーも経験し、FAコーチング・レベル2を取得。

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