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バイエルンのお騒がせ男ブレーノが社会復帰を目指す
ドイツの名門バイエルンのスター選手だった男が、ようやく自由の身を手に入れようとしている。



その男の名はブレーノ。彼は半自由拘禁囚(※ドイツにおける刑罰の1つ。日中は一般社会で働き、夜は刑務所に戻る囚人を指す)として、予定より早い出所を果たした。約13ヶ月に及ぶ刑務所暮らしを経て、このブラジル人はUー23バイエルンのアシスタントコーチとして働くことが決まっている。



事の発端は今から2年前に遡る。



2011年9月20日深夜、彼はミュンヘン郊外にある、自身が契約していた賃貸の別荘を故意に全焼させてしまう。これにより放火の罪に問われ、事件から半年後の2012年4月11日、ミュンヘン地裁で50万ユーロ(約6500万円)にのぼる修繕費用の支払い及び3年9カ月の禁固刑が確定。刑務所に服役することとなった。



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【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

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