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ゴールキーパーというポジション
今年の6月、カナル・プルスという有料チャンネルの『INFORME ROBINSON(インフォルメ・ロビンソン)』というスポーツドキュメンタリー番組で、ドイツ人ゴールキーパーのロベルト・エンケが特集されていた。

ロベルト・エンケは元ドイツ代表のゴールキーパーだ。2009年11月10日に自宅近くで線路に飛び込み、自殺。32歳の若さで亡くなり、その後、彼の妻がうつ病に苦しんでいたことを告白した。彼はドイツ2部リーグに属する地元チームでのデビュー戦でゴールキーパーには起こりがちなファンブルをして失点。すると1週間、部屋に閉じこまったまま、出てこなかったなど番組ではいろいろなエピソードを交えて、彼の人生を振り返っていた。

ゴールキーパーが孤独なポジションであることが改めて実感する。ミスは失点に直結し、無失点であってもほめられることはない。クラブが大きくなればなるほどその孤独はなおさら大きくなる。

エンケはファンファール第2次政権の2002......



【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める

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