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ベイルの移籍金は史上最高額?イングランドとスペインで移籍金の額が異なる理由
2日にウィンドウが締まった欧州移籍マーケットにおいては予想通り、終盤に大きな動きがあった。特にスペインのみならず、欧州中が注目していたウェールズ代表のMFガレス・ベイルの移籍は最終的にレアル・マドリードが「史上最高額」とも噂される1億ユーロ(約130億円)前後の移籍金を支払うことで決着した。ただ、トッテナムが一貫して強気の交渉を続け、放出後もダニエル・レヴィ会長が「売るつもりはなかった」と発言していることからもわかるように、ベイルの移籍については選手本人の強い移籍希望が決めてとなった。



ベイルの移籍決定直後から論争を呼んでいるのが移籍金の額だ。レアル・マドリード側は9100万ユーロと主張し、トッテナムに近い関係者からは前述の通り史上最高額の1億ユーロという金額が出てきている。真相は依然として藪の中だが、スペイン国内でも1億ユーロの移籍金だと主張する識者が多い。その主張を裏付けるものとして、一般紙の『エル・パイス』はレアル・マドリードのフロレ......



【プロフィール】
小澤一郎(おざわ・いちろう)
サッカージャーナリスト(Periodista)。スペイン在住歴5年。主にスポナビ、クリニック、サッカー批評などで執筆中。著書に『スペインサッカーの神髄』(サッカー小僧新書)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)。メルマガ「小澤一郎の『メルマガでしか書けないサッカーの話』」も好評配信中。

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