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セルビア戦でも繰り返された守備の連携問題
10月11日、日本代表の欧州遠征第1戦。セルビア対日本。首都ベオグラードではなく、ノーヴィ・サドで行われた試合は、私の「今回は守備の問題が少しは訂正されるのだろうか」という小さな期待も、再び裏切られた2対0の完敗。



この試合は、セルビア代表のデヤン・スタンコビッチ選手の引退記念試合としても行われた。



インテル・ミラノで長友佑都とチームメイトだったスタンコビッチは、今までの代表キャップ102回のサボー・ミロセビッチの記録を抜いて103回というセルビアの新記録で引退。



思い起こせば、90年代半ばの旧ユーゴスラビア内戦の影響で、国際大会に参加できなかったセルビアを訪れた際に、レッドスターのユースチーム取材した。当時のコーチが「この年代には才能豊かな選手が多く、彼らがフル代表選手になる頃、セルビア代表チームは強くなるだろう」と説明してくれたグループに、......



【プロフィール】
山田一仁(やまだ・かずひと)
1957年岐阜生まれ。千葉大学工学部画像工学科を卒業後、1981年から(株)文藝春秋写真部にスタッフカメラマンとして在籍。1989年にイ ギリスへと渡り、1990年からフリーカメラマンとして活動。2007年に(有)Kaz Photographyを立ち上げる。日本人フリーランスカメラマンとして唯一イングランド・プレミアリーグの撮影ライセンスを所持しており、現在は、年間の半分近くをロンドンを拠点として、主にイングランド・プレミアリーグ、欧州チャンピオンズリーグ、外国リーグで活躍する日本人選手を取材している。


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