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マンU前監督の批判的自伝に反発の声
マンチェスター・U前監督のアレックス・ファーガソン氏が22日、ロンドンで自身2冊目となる自伝を発表し、教え子との確執やライバルチームを痛烈に批判したことで反発の声が方々から上がっている。



まずは闘将ロイ・キーンが噛みついた。ファーガソンは当時主将を務めていた元アイルランド代表MFキーンを2005年に放出した経緯について、当時放映見送りとなったクラブ公式TVでの同僚批判が決め手となったとし、「恐ろしい内容だった。彼は最も毒舌な男」と批判。これに対してキーンは「彼は忠誠心という言葉を理解していないようだ」と反発。さらに「彼に成功を捧げた選手たちをしきりに批判するのは非常に奇妙なこと」と不快感を示した。



続いてキャリア終盤に慢性的なひざの怪我で棒に振った元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブスが、自身が解説を務めるBTスポーツの番組内で怒った。ファーガソンは07年から4年間在籍し、27試合の......



【プロフィール】
藤井重隆(ふじい・しげたか)
都立駒場高校出身。大学在学時よりスポニチ通信員として稲本潤一選手の取材を中心に記者活動を開始。2006年に ロンドン大学メディア学部を卒業し、日刊スポーツ、時事通信を経てスポーツ・ジャーナリストとして欧州サッカー界に精通。在英10年では、イングランド7部でのプレーも経験し、FAコーチング・レベル2を取得。

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