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数字で見るフランクフルトの低空飛行
日本代表MF乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトは昨季、昇格組ながら開幕から第6節まで無敗街道を走り続け、現在と同じ第12節終了時点で積み上げた勝ち点は23。順位も3位とすこぶる調子が良かった。



しかし今季は、開幕戦で昇格クラブのヘルタ・ベルリンに1−6の大敗を喫する最悪の滑り出し。その後もなかなか勝利を掴むことが出来ず、勝ち点11で下から4番目の順位に位置している。



昨季のパフォーマンスと、今季のそれを比較すると、その違いは明らかだ。



ブンデスリーガの公式戦において、様々な数値を算出しているインパイア社。同社が公表しているデータによると、試合を決定付ける項目で今季は昨季に比べ大きく劣っている。(※それぞれ第12節まで)



1、攻撃の要MFアレクサンダー・マイアーが、1ゴールを挙げるまでに要す......



【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

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