ついにユヴェントスが今シーズン初めて、セリエA単独首位に立った。第13節でリヴォルノとの一戦を2-0で制した後、25日夜の試合でローマがカリャリとスコアレス・ドローという結果に終わったためだ。リヴォルノ戦で後半18分、先制点を挙げたのはジョレンテ。今季、新加入したテベスほどではないが、踏ん張りどころのゲームで大事なゴールを決めた。「自分でももう一度、テレビでみてみたいほどのいいゴールだった。この得点は、サポーターといつも私を支えてくれる人々に捧げたい。決めなければいけないところだったから、本当によかった。次はコペンハーゲンだ。難しい試合になるだろうれど、勝たなければならない」とチャンピオンズ・リーグへ気持ちを切り替えた。また、この試合でセリエA500試合出場を果たしたブッフォンも、ゴールを許さずキッチリと自身の役割を果たし、メモリアルゲームを勝利で飾った。
面白いのは、ジョレンテを始めとしてポグバ、そして昨季に移籍してきたピルロなどユーヴ......
【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。