UEFAチャンピオンズリーグ5節アウェーでのアヤックス戦で今シーズン初めての黒星を喫したバルセロナ。特に前半はプレーの強度もなく、選手たちは試合に挑む姿勢ではなかった。前半、生中継していた地元ラジオSERは何度も言う。
「世界王者が6人もピッチにいるのにこんなプレーか」
「ピントは悪くない。今シーズンのバルセロナは低調なゲームもあったが、バルデスが覆い隠していただけ。だからといってピントが悪いとはならない。バルセロナのディフェンスがあまりにも悪い。マスチェラーノが相手にパスをして、ピケは見ているだけで、プジョルはゴールエリアでハンドを犯していた。4人のディフェンスのうち3人もミスをしているんだ。誰もピントを責めることはできない」
バルデスがいない。メッシがいない。しかし、彼らの代役が悪いわけではなかった。バルセロナはもうグループ突破を決めており、あと勝点1を加えれば首位が決まるゲームだった。ホーム......
【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める