今季UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージに出場したブンデスリーガのクラブは4つあるが、同大会日程の都合上、バイエルンとレヴァークーゼン、そしてシャルケとドルトムントがセットになり、火水のいずれかで試合が開催されている。
同大会ついてドイツでは、基本的に有料放送『スカイ』が全試合の中継を担っている。しかし民放局にもわずかながらその枠が与えられており、これまでおこなわれてきたグループリーグ5節のうち、2試合がZDF局（ドイツ第2国営放送局）で放送されてきた。来る12月11日の第6節でも1試合が割り当てられている。
そして今回騒動になっているのは、同局が下した決定が原因だ。
これまで中継された2試合は共にドルトムントの試合だったのだが、同局は次の放送予定でもマルセイユ対ドルトムントを選択。同日に開催されているシャルケの試合は、結局民放では1度......
【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市（現・浜松市天竜区）出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級（UEFA−B級）指導者ライセンスを取得。