初めて前回優勝国としてスペインが挑むワールドカップ。ブラジル・ワールドカップの抽選会が6日に行われ、スペインはグループBに割り当てられた。オランダ、チリ、そしてオーストラリアが同居する。前回王者とはいえ、楽ではない組み合わせだ。
初戦で2010年ワールドカップの決勝の相手だったオランダと対戦し、南米の強豪チリとの対戦がその後に控えている。グループが難しいだけではない。スペインはグループを1位で突破することが求められている。グループを1位で突破しなければ、決勝トーナメント1回戦でグループAを首位で突破するであろうブラジルと対戦しなければならなくなるからだ。非常に難しいグループに前回王者は組み分けられた。
スペインの地元メディアはグループのライバルをこう分析している。前回のワールドカップ決勝で対戦したオランダは前線にロビン・ファン・ベルシー、アルイェン・ロッベンらタレントが健在。一方、ディフェン......
【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める