日本代表MF本田圭佑のミラノ入りはいつか?
ロベルト・バッジョがボローニャの新監督に就任か?
などと明るい話題はクリスマスのこの時期にふさわしい。しかし先週一週間で驚きを持って伝えられたのは、イタリア・サッカー界の再度の黒い疑惑だった。一連の違法賭博事件に新たな展開が出てきたのだ。
ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督らが関与したとされた前回の事件と同じように、別のボローニャのサッカー賭博組織のボス、フランコ・バッツァーニを含む4人が逮捕され、事情聴取を受けた。彼らの話では2009年5月のナポリ対キエーヴォから昨シーズン5月のパルマ対アタランタまで、30試合に“何らかの細工”を加えたという。一部では成功報酬として1試合30万ユーロ(約4260万円)から70万ユーロ(約9940万円)が動いたと報じられている。