[PR]
元ドイツ代表、同性愛告白で称賛受ける
現役時代、プレミアリーグのアストン・ヴィラやエヴァートンに在籍し、31歳で引退を表明した元ドイツ代表MFトマス・ヒツルスペルガーが同性愛者であることを告白したことが称賛を受けている。



8日付のドイツ誌「ツァイト」のインタビューの中で、ヒツルスペルガーは次のように告白した。



「私はプロ・スポーツ界における同性愛をめぐる議論を進展させるため、自分が同性愛者であることを告白する。私は自分のあり方を恥じた事はない。これまで辛く長い時を過ごしてきた。ここ数年で女性よりも男性と過ごすことを望むようになった。イングランド、ドイツ、イタリアでは、同性愛問題が真剣に扱われていない」



同性愛者を告白した男子サッカー選手はこれで4人目。1990年にサッカー界で初めてゲイであることを告白した黒人のイングランド出身FWジャスティン・ファシャヌは、以来差別を受け続け、キャリア......



【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

《 現地発!海外記者コラム一覧