6日に行なわれたリーガ第18節のセルタ戦で3−0と勝利したレアル・マドリードだが、60分までのサッカーは非常に低調なものだった。しかし、61分にイスコに代わり投入されたFWヘセ・ロドリゲスがチームとサッカーにダイナミズムを与え、67分から3点を奪う攻撃力で勝ち点3をつかんだ。今やR・マドリードの「救世主」、「旬な男」として連日スポーツ紙を賑わせているヘセに対しては、「将来の世界的スター選手候補」という高評価も出始めている。
クリスマス休暇前のバレンシア戦でも決勝ゴールをあげて勝利（3−2）に貢献し、年明け2日にカタールのドーハで行なわれたパリSGとの親善試合でも決勝点を決めているヘセは、この活躍でギャレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドといった世界的スター選手を抜いてこの年末年始で最もスポーツ紙の一面トップを飾ったR・マドリードの選手となった。（※マルカ、アスに合計で5回）
若干20歳のヘ......
【プロフィール】
座間健司（ざま・けんじ）
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター＆フォトグラファーとして活動を始める