[PR]
バロンドールもクラシコ
13日にクリスティアーノ・ロナウドが自身2度目となるFIFAバロンドールを受賞した。受賞の際には息子とともに壇上に上がり、涙で言葉を詰まらせながらもレアル・マドリード、ポルトガル代表の同僚やフロレンティーノ・ペレス会長、そして恋人や家族に感謝を告げていた。思わず涙で言葉が出なかった時に、彼がいかにこの個人タイトルを欲していたかがわかった。



今まで世間を敵に回し、誤解を招くような発言をし、ゼップ・ブラッターFIFA会長が言うようにスペインではすっかり口うるさいわがままな“司令官・ロナウド”で、大人しい“優等生・メッシ”というイメージが定着していた。マドリディスタはそうは思っていないだろうが、少なくとも大半のスペイン人は作り上げられたイメージだが、そう考えていた。



しかし、バロンドールとかけて、“黄金の涙”と呼ばれC・ロナウドのスピーチがそんな国民に定着していたイメージを変えつつある。C・ロナウド......



【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める

《 現地発!海外記者コラム一覧