[PR]
サンプドリア戦でのユーヴェの12連勝を見届けたマンチーニの複雑な想い
ユヴェントスが18日のサンプドリア戦でセリエA、12連勝を成し遂げた。今季のスクデット獲得、リーグを3年連続で制覇する可能性がよりいっそう強くなり、「もう今シーズンは決まった=終わった」という見方をする人もいるほどだ。夏のメルカートで獲得したカルロス・テベスとフェルナンド・ジョレンテの活躍、ポール・ポグバの相乗効果、相変わらず堅いディフェンス陣が首位キープの原動力だ。



そんな中で、その第20節のユヴェントス対サンプドリアを特別な想いで見守る人がいた。ロベルト・マンチーニ。元イタリア代表、そしてインテルで監督として近年の黄金時代の先駆けとなった彼は、この秋からトルコ・ガラタサライを率いている。しかし、現在でもイタリア“復帰”を望まれている海外組のうちの一人だ。



マンチーニがサンプドリアで選手として開花、その後、ラツィオで現役を引退し監督、インテルへ移ったことは知られている。そんなマンチーニは幼少......



【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。

《 現地発!海外記者コラム一覧