3月4日、バルセロナのカルレス・プジョルが今季限りでの退団を発表した。地元では兼ねてからプジョル退団のニュースが流れていたため、大きな驚きはなかったがトレーニングセンターの会見場に姿を見せたプジョルは約1分半に渡り退団の理由を説明した後、記者からの質問を受け付けることなくその場を去った。
退団の理由については「直近の2つのひざの手術によって自分がバルサでやっていくだけのレベルに戻すことが難しい」と説明しており、会見ではそれに伴い3つのポイントについての発言があった。
まずは「この会見を持っての退団ではなく、まだシーズンは3カ月近く残っている。シーズン終了までチームの目標達成のために戦い続ける」ことが宣言された。続いて、「バルサ退団後のことは未定であり、この4年リハビリを続けてきたことでまずは休養が必要で、その後でどうするかを決めたい」との説明があった。最後は、「シーズン終了後に改めて退団の記者......
【プロフィール】
小澤一郎(おざわ・いちろう)
サッカージャーナリスト(Periodista)。スペイン在住歴5年。主にスポナビ、クリニック、サッカー批評などで執筆中。著書に『スペインサッカーの神髄』(サッカー小僧新書)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)。メルマガ「小澤一郎の『メルマガでしか書けないサッカーの話』」も好評配信中。