5日、世界各地で親善試合がおこなわれ、ドイツ代表はホームに南米の強豪チリを迎えた。
この試合でヨアヒム・レーヴ監督は4人の選手を初招集している。そのうちピッチに立てたのはフライブルクのDFマティアス・ギンターのみだったが、個人的にはMFアンドレ・ハーンを見てみたかったという想いが強い。
ハーンはドイツ北部の町オッターンドルフに生まれ、7歳の時にサッカーを始めた。育成年代で様々なクラブを渡り歩いたが、FCブレーマーハーフェンU−19での活躍が目にとまり、18歳でハンブルガーSVにスカウトされる。そして同クラブU−19に入団し、その直後に4部リーグ所属の2軍(※主に23歳以下で構成されるプロ予備軍)へ飛び級で昇格。
2軍と言ってもそこは、現在トップチームでプレーするDFジギン・ラムやMFトルガイ・アースラン、そして過去には元ボスニア・ヘルツェゴビナ代......
【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。