チェーザレ・プランデッリ監督がイタリア代表候補となる次世代を担う若手を中心とした選手31人を指名した。
その内訳はGK5人、DF9人、MF11人とFW6人だ。一番若いウディネーゼのGKシモーネ・スクフェットは17歳で、すでにセリエAで活躍している選手もいる。FWでは、ユヴェントスとの共同保有でサンプドリアに所属するマノロ・ガッビアディーニは今季9得点と活躍しており、ガラタサライのロベルト・マンチーニ監督が獲得候補に挙げているようだ。
また10代の頃からその才能を認められていたキエーヴォのアルベルト・パロスキも8ゴールとチームの得点王だ。残留争いの真っただ中のサッスオーロのシモーネ・ザザも6得点で、ユーヴェとの共同保有選手だ。その他、カリアリのマルコ・サウ(5得点)や、MFではアタランタのジャコモ・ボナヴェントゥーラ(3得点)らがいる。
注目したい......
【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。