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リオ五輪目指すU−21代表に手ごたえ感じる手倉森監督
ブラジルへ向けたエネルギーが、ピッチ上でぶつかりあった。といっても、ブラジル・ワールドカップへ向けたチームではない。2016年のリオ五輪を目ざすU−21日本代表候補のトレーニングキャンプが、3月24日から3日間にわたって開催されたのだ。



手倉森誠監督率いるチームが活動するのは、1月のAFC U−22選手権以来である。手倉森監督が就任早々だったこともあり、同大会にはサッカー協会主導のメンバーで臨んだが、今回は指揮官自らが選手をリストアップした。



「ディフェンダーを多くして守備を鍛えるとか、大学生を呼んでJリーガーを刺激するとか、色々な考え方はあった。しかし、今回は最初の合宿なので、Jリーグでポジションを取っている選手を呼ぶべきだろう」という判断が最優先された。2月のキャンプから視察を重ねてきた手倉森監督は、「伸びしろのある若手が、その気になって集まってくれている実感がある」と話した。



【プロフィール】
戸塚啓(とつか・けい)
1968年生まれ。サッカー専門誌を経て、フランス・ワールドカップ後の98年秋からフリーに。ワールドカップは4大会連続で取材。日本代表の国際Aマッ チは91年から取材を続けている。2002年より大宮アルディージャ公式ライターとしても活動。最新著書に『不動の絆』〜ベガルタ仙台と手倉森監督の思い(角川書店)。『戸塚啓のトツカ系サッカー』ライブドアより月500円で配信中!
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