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祝ミランで300試合出場のカカに複雑な裏事情
ミランに所属するブラジル代表MFカカが、3月29日のセリエA第31節キエーヴォ戦で、ミランでの公式戦300試合出場を果たした。



マリオ・バロテッリの先制点の後、本田圭佑のアシストでの追加点と3点目を決めて、自分自身でメモリアルゲームを祝い、ミランでの総得点数を「104」に伸ばした。もちろん、この試合の最優秀プレーヤー。ミランの選手では31番目に出場回数が多い選手となった。ちなみに1位はパオロ・マルディーニの902試合、2位はフランコ・バレージで719試合と続き、現在のミランを率いるクラレンス・セードルフ監督も432試合出場で8位だ。



前半27分、ゴールを決めたカカは右手で“3”を示して300試合でのゴールを喜んだ。そして左手で本田を指さし、アシストに感謝。試合後、カカは「今夜は特別な夜になった。ミランでの300試合出場を果たしたのは、想像以上のものだった。最高に満足している。まだ"物語"は続く......



【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。

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