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プレミアリーグ、過去10シーズンの補強にみる費用対効果の高いクラブ
メディアによると、今夏の移籍市場におけるプレミアリーグ20クラブの支出総額は史上最高の8億5800万ポンド(約1500億円)を記録したとされる。これは全世界における史上最高額でもある。



今夏の市場で最も浪費が目立ったのが昨シーズンから不振に喘いでいるマンチェスター・Uだ。今夏も終盤の駆け込み補強が目立ち、イギリス移籍金史上最高額の5970万ポンド(104億円)でレアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを補強するなどし、使用した合計額は1億5300万ポンド(約268億円)に上った。



支出額を見ると、マンUに続いて2位となったのがリヴァプールの1億1600万ポンド(約203億円)で、チェルシーとアーセナルがそれぞれ8770万ポンド(約153億円)と7820万ポンド(約137億円)で続いた。一方、最も支出額が少なかったのはストークの340万ポンド(6億円)だった。



【プロフィール】
藤井重隆(ふじい・しげたか)
都立駒場高校出身。大学在学時よりスポニチ通信員として稲本潤一選手の取材を中心に記者活動を開始。2006年に ロンドン大学メディア学部を卒業し、日刊スポーツ、時事通信を経てスポーツ・ジャーナリストとして欧州サッカー界に精通。在英10年では、イングランド7部でのプレーも経験し、FAコーチング・レベル2を取得。
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