バルセロナがチャンピオンズリーグ、アウェーで行われたパリSG戦に敗れた。
バルサにとっては今シーズン初黒星であり、初めての失点だ。この黒星を極端にネガティブに捉えるメディアは少ない。シーズン序盤であり、このゲームでタイトルを落したわけでもないのだから当然といえば当然だ。まだ黒星を騒ぎ立てる時期ではない。
公式戦6試合でルイス・エンリケ監督率いるチームは少なくとも昨シーズン終盤にはなかったディフェンスを取り戻しており、無敗な上に無失点だった。結果はもちろん、内容も評価できるものだ。パリでの1敗をさして重く受け止める必要はないし、敗れたゲームでも内容も悪くはなかった。
リオネル・メッシがいつものような決定力を発揮すれば、2シーズン目のネイマールはその才能をさらにバルセロナで実証している。パリSG戦での見事なコントロールからのブラジル人の得点を“天才”......
【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める