身がすくみ、ひざが震える。
あるいは、心臓が止まりそうにさえなる。
ミスに対する恐怖、相手に与えられる恐怖、チャンスに抱く恐怖。
どれほどの強豪であろうと、どれだけの名手であろうと、恐れとそれに伴う重圧に襲われ、時に為す術を失い、悲劇の道をたどってしまう。
一方で、恐怖は使い方次第で勝利への導火線ともなり得る。
『FourFourTwo』が、フットボールと恐怖の関係を解き明かしていく。
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■戦いという一面を持つこのスポーツにおいて、恐怖は様々な形に姿を変え、選手たちに襲いかかっていく。
ロベルト・バッジョでさえ、恐怖で息ができなくなった。