22日のAFC・U-23選手権(カタール)準々決勝・イラク戦を3−0で勝利し、2016年リオデジャネイロ五輪出場権獲得に王手をかけたU−23日本代表。彼らの粘り強くしぶとい戦いぶりを日本から素直に応援しているのが、最終選考で惜しくも漏れた前田直輝だ。昨季1年間過ごした松本山雅を離れた彼は今季から名門、横浜F・マリノスに移籍。心機一転、新たなクラブで大きな飛躍を期している。
「五輪代表では、12月のカタール遠征でも、石垣島合宿でもやるべきことは全てやった。誠さん(手倉森監督)に選ばれなかったのは仕方ないと思います。Jリーグで試合に出ているタカ(関根貴大)や鎌田(大地=鳥栖)も悔しい思いをしていると思うけど、俺らが今、やるべきなのは今季、各クラブでしっかり活躍すること。最終予選を戦っている仲間たちには何としても出場権を取ってもらって、本大会への可能性をつなげてほしいです」と彼は清々しい表情でこう語っていた。
前田が赴いた横浜は、......